幼児と自閉症
自閉症:激しい言語の障害がみられ、オウム返しや同じ行動の繰り返しを好みます。他人に興味を示さず、変化を嫌います。
原因ははっきりしていないようですが、予防接種等によるワクチン内の水銀などの毒素が主な原因だと主張している専門家もいますが、自閉症研究の主流をなす医師グループらは、予防接種と自閉症との関連性は否定しており、それらが無関係であることは既に証明済みであるという主張をしています。
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年齢の経過と自閉症のチェック
以下の項目がこなせていれば、自閉症である可能性は非常に低いと言われています。生まれてすぐの段階で自閉症の有無を確認できる検査システムが仮に出来上がったとすると、非常に早期に自閉症であることが発見でき脳内の訓練をスタートでき、それは非常に有効な手段のようです。
現状、そのようなシステムは確立できていないようなんですが、とにもかくにも早期の発見・専門家の介入・治療が行われることがベストです。幼児期から我が子の様子を、自閉症という観点から冷静にチェックしてみることも非常に重要なことです。特徴や症状は個人差があると思われますが、一通りの診断基準として参考として挙げてみましょう。
・0歳
- 名前を呼ぶと顔を向けて反応する
- 大人が微笑みかえると反応して微笑みを返す
- 呼びかけに声を出して反応する
- 「いないいないばあ」など、他者を含めた遊びを楽しんでいる
・1歳
- 手を振ったりする行動が伴う
- 言葉を発する
- ごっこ遊びのようなことをする
- おもちゃなどに興味をしめして手に取ったり指差したりする
- 単語を使って声を発する
・2歳
- 2語以上の単語を使った口語文を話す
- 親の言うことが理解できていると感じる
- 同年代の子供と遊ぶのが好き
- 絵本などを見ながら「きりんさんはどれ?」などと訊ねると指し示す
・3歳
- 4語以上のことばを使って口語文を話す
- 大人の様子を真似する
- ごっこ遊びやおままごとをする
・4歳
- 5語以上の言葉を使って口語文を話す
- 協調性が見られる
幼児期からの自閉症の治療・療育
自閉症は早い段階から専門家の介入を仰ぐべきだといわれています。生まれてすぐに発見できて適切な治療・療育を実践していければ、その後の発達に非常に大きな好影響を及ぼすことが可能のようです。障害を最小限に抑えより発達を実現するためにさまざまな治療方法があります。主に、セラピーによる療法と薬物によるものとがあります。
セラピー療法は一対一で訓練を行い、褒めて励ますことを基本に社会性と言語能力を積み上げる応用行動分析、子供の自主性を大事にして他者との交流によって社会性を育んでいくフロアタイム、物語を利用して社会性を養い、他人の心情を察する訓練をお子なるソーシャルストーリーズなどがあります。
薬物療法は自閉症そのものを治療するものではなく、障害が行動として現れてくるものに対して改善を促すものとなります。攻撃性と他動をおさえるリスペリドン、反復行動をおさえる抗鬱剤などが挙げられます。
現状は根本的な治療はなく、自閉症の特徴的な行動を抑えるような薬物療法と社会性や言語能力を育てるセラピー療法で自閉症を抱えている幼児・子供の発達を促そうとするスタンスが主流となっています。